はじめての方向け・日本語ガイド

世界に通用する
ICFの資格と、
取得までの進み方。

「講座を受けたら、資格が取れるの?」
「60時間の学習と100時間の実践は、何が違うの?」

専門用語をひとつずつ説明しながら、教員の方にもわかりやすく整理しました。まずは、このページを日本語で読めば全体像がつかめます。

ICFの国際的なコーチング基準に基づく専門資格を説明するページです。ICF公式サイトの翻訳版ではなく、edamameが公式情報をもとに作成した日本語の解説です。

執筆・編集:合同会社edamame / コーチング担当:高田奈々(ICF認定PCC)
担当者の資格・認証情報 / ページ更新:。資格要件の確認日は、各項目と出典欄に記載しています。

01 / 資格の種類

ICF・ACC・Level 1。
言葉の意味から。

ICFは団体の名前、ACCなどは個人の資格、Level 1は教育プログラムの認定です。

資格を認定する団体

ICF
アイシーエフ/国際コーチング連盟

コーチングの能力や倫理について国際的な基準を示し、教育プログラムとコーチ個人を認定する団体です。

人に授与される資格

ACC・PCC・MCC

必要な学習・経験・評価などの条件を満たしたコーチ個人が取得する資格です。

講座の受講だけでは、自動取得できません。

教育プログラムの認定

Level 1
レベルワン

ACC取得につながる教育プログラムの認定です。学習やメンターコーチング、能力の確認を含みます。

受講者個人の資格名ではありません。

個人資格の3つの種類(読み方は日本語表記)
資格読み方認定する力
ACCアソシエイト・サーティファイド・コーチ基礎的なコーチング能力
PCCプロフェッショナル・サーティファイド・コーチより深い専門的なコーチング能力
MCCマスター・サーティファイド・コーチ熟練したコーチング能力

確認元:ICFの個人資格の概要(英語) ↗

確認元:Level 1の認定条件(英語) ↗

02 / 取得までの流れ

edamameで学び始めて、
CAMで追加受講する道。

ここでは、CAMのLevel 1プログラムを通じて、はじめの個人資格であるACCを目指す流れを説明します。

  1. まず、基礎講座から学ぶ

    コーチングの考え方や、相手の話を聴き、本人の考えを支える対話を学びます。edamameの基礎講座は2027年2月7日〜3月14日、毎週日曜20:00〜22:00です。

  2. 脳科学などを学び、CAMで追加受講する

    edamameで扱うのは基礎と脳科学の2講座。各16時間(講座12時間+時間外ペア演習4時間)の構成です。2講座で学びが完結するのではなく、資格を目指す方は不足する教育やメンターコーチングなどをCAM Japanで追加します。

    脳科学は基礎とは別日程で、開講日は後日案内します。必要な追加内容と修了時間の引継ぎは、CAM Japanで確認します。

  3. 学習と並行して、コーチングの経験を積む

    学びを受ける時間とは別に、コーチとして相手にセッションを提供した経験を積みます。資格申請に必要な経験は、日付・相手・時間・有償/無償などを記録します。

    記録を始めてよい学習開始日の条件があります。最初の受講時にCAMへ確認してください。

  4. メンターの支援と、プログラムの評価を受ける

    経験のあるメンターに自分のコーチングを見てもらい、フィードバックを受けます。プログラムの必要条件を満たし、修了を確認します。

    評価の方法は2027年に変更があります。このページの「2027年の変更」も合わせてお読みください。

  5. 書類をそろえて、ICFに申請する

    教育プログラムの修了、コーチング経験、その他の条件を確認し、ICF本部へオンラインで申請します。Level 1プログラム修了者用の申請経路を選びます。

  6. 審査後にACC試験を受け、資格を取得する

    ICFからの案内に従って試験を予約します。ACC試験は日本語を選べます。必要な審査と試験を通過した後に、ACC資格が授与されます。

03 / ACCに必要な条件

「学んだ時間」も、
「実践した時間」も必要です。

以下は、2026年10月19日に確認した要件の概要です。申請経路や制度の変更に応じて、必要な証明を確認します。

学ぶ時間

60時間以上の教育

コーチングの考え方、スキル、倫理を学ぶ時間です。Level 1プログラムを修了する経路では、その必要な教育をプログラム内で満たします。

提供する時間

100時間以上の経験

コーチとして相手にセッションを提供した時間です。少なくとも8人のクライアントが必要で、75時間以上は有償の経験とします。

全体のうち25時間以上は、申請前18か月以内の経験である必要があります。

支援を受ける時間

10時間のメンターコーチング

自分のコーチングにフィードバックを受け、実践を磨く時間です。3か月以上の期間にわたって受けます。

能力の確認

コーチング能力の評価

2026年の案内には実技評価が含まれています。Level 1の教育・評価方法は2027年4月に変更予定で、継続的な実践とフィードバックを重視する仕組みへ移ります。

知識の確認

ICFのACC試験

倫理やコーチングの基本的な知識を確認する試験です。講座の修了とは別に、ICFへの申請と受験が必要です。

確認元:ACCの資格要件(英語) ↗

確認元:クライアント経験の数え方(英語) ↗

04 / 時間の数え方

受講・演習・仕事を、
同じ時間として数えない。

教員の方にとっても迷いやすい点です。まず「学習」と「クライアントへの提供」を分けて記録します。

どの時間なのかを、具体例で確認
場面何の時間か数える前の確認
講座を受講するコーチング教育教育プログラムが証明する時間を確認する
講座の宿題としてペア演習する講座内の学習・練習クライアント経験へ自動的に加算・二重計上しない
授業とは別にコーチングを提供する条件を満たせばクライアント経験相手とコーチングとして合意し、実際に提供した時間を記録する
学校で授業・指導・研修をする通常の教員業務その時間すべてが自動的にコーチング経験になるわけではない

30分のセッションなら、0.5時間。

経験時間は、実際にコーチングを提供した時間で数えます。教えること、研修の進行、メンターから学ぶことは、クライアントにコーチングを提供することとは区別します。

学校での面談や仕事としてのコーチングを算入したい場合は、相手との合意・関係・役割なども含めてCAMやICFへ確認します。

確認元:経験時間に含められる活動(英語) ↗

05 / 日本語で進めたい方へ

ACC試験は、
日本語で受けられます。

試験で使う言語と、申請サイトの表示言語は別です。試験は予約時に日本語を選べます。

このページで全体を理解する

資格の種類、必要な条件、追加受講から申請までを、日本語で確認できます。英語の専門用語が分からなくても、まず流れをつかめる構成です。

申請時の英文は、必要な箇所を確認する

ICF本部のアカウント登録・申請・案内には、英語が出てくることがあります。日本語の試験を選べても、すべての手続きが日本語になるわけではありません。

申請前に、CAMへサポート範囲と必要書類を確認してください。

確認元:ACC試験の対応言語(英語) ↗

06 / 2027年の変更

2027年に学ぶ方は、
評価方法の変更も確認を。

edamameの基礎講座は2027年2月開始です。以前の申請体験談だけを基準にせず、受講・申請時点の条件を確認します。

メンターの条件

専門認定を持つメンターへ

2027年1月以降のメンターコーチングには、MCSという専門認定を持つメンターに関する新要件が案内されています。

MCSは、メンターとしての専門性を認定するものです。受ける方自身がMCSを取得する、という意味ではありません。

教育・評価の方法

2027年4月からの変更

Level 1・Level 2では、一度の最終実技評価を必須とする仕組みから、学習中の継続的な評価とフィードバックを重視する仕組みへ変更予定です。

プログラムの移行時期と、修了証・申請で必要になる書類をCAMへ確認します。

この講座の参加・修了条件と、ICFの資格要件は別です。

講座の振替は2回まで、時間外ペア演習は4時間というedamameの条件は維持します。ICFの制度変更が、それらの参加条件を自動的に変えるわけではありません。

認定教育を修了する経路と、個別の学習歴を審査する「ポートフォリオ経路」では、提出物が異なります。CAMでLevel 1全体を修了する方は、その経路に必要な書類を確認します。

確認元:Level 1・Level 2の2027年変更(英語) ↗

確認元:メンターの専門認定に関する案内(英語) ↗

07 / 用語の意味

よく出てくる言葉を、
日本語で言い換えると。

クライアント
あなたからコーチングを受ける相手です。受講生が講師から学ぶ場面の「先生」とは区別します。
メンターコーチング
自分が行ったコーチングに対し、専門的なフィードバックを受ける学びです。
実技評価
知識だけでなく、実際のコーチングで基準に沿った関わりができているかを確認することです。2027年に方法の変更があります。
申請経路
どの教育プログラムを修了したかによって選ぶ、資格申請のルートです。書類の種類や審査の進め方が異なります。
修了証
教育プログラムの必要条件を満たしたことを示す書類です。ICFから授与される個人資格そのものではありません。
有償経験
対価を受け取ってコーチングを提供した経験です。報酬や業務内の扱いには条件があるため、記録する前に確認します。
08 / よくある質問

迷いやすい点を、
先に確認する。

2講座を修了すれば、ACCを名乗れますか?

まだ名乗れません。講座の修了とICFの資格認定は別です。CAMで必要な追加学習などを終え、経験の条件をそろえて申請・受験する必要があります。

各16時間の2講座なら、残り28時間だけ受ければよいですか?

時間の引き算だけでは決まりません。必要な学習内容、メンターコーチング、評価や修了の条件があります。既修時間の証明とCAMのプログラム全体を照合して、追加項目を確認します。

講座を受け終わるまで、実践を始めてはいけませんか?

学習と並行して経験を積むことはできます。ただし、資格に算入できる経験の開始日には学習条件があります。最初にCAMへ確認し、対象となる経験を記録してください。

英語が苦手でも、ACC試験は受けられますか?

ACC試験は日本語で受験できます。試験予約時に日本語を選びます。ICF本部の申請画面や案内の表示言語は別なので、手続きに必要な箇所は個別に確認します。

教員の仕事の時間を、100時間の経験に使えますか?

授業や助言、研修の進行などを、すべてコーチング経験として扱うことはできません。学校内でコーチングを提供した時間は、相手との合意や役割を含めて、要件を満たすか確認します。

講座の料金以外にも費用はかかりますか?

資格取得まで進む場合、CAMでの追加受講、メンターコーチングや評価に関する費用、ICFの資格申請などの費用が別途かかります。edamameの基礎99,000円・脳科学132,000円(税込)だけで資格取得までのすべてを賄う料金ではありません。

ICFに入会すれば、資格を取得したことになりますか?

入会と資格取得は別です。入会しただけでACCなどの資格が授与されるわけではありません。資格の要件を満たして申請・審査を受けます。

生徒指導のための資格として考えてよいですか?

生徒指導の専用資格ではありませんが、本人の話を聴き、考えや選択を支える対話を体系的に学ぶ道として提案しています。教員免許や医療・心理の専門資格を代替するものではありません。

09 / 参照情報

日本語で読める案内と、
確認に使った公式情報。

確認日:2026年10月19日。このページは要点の日本語解説です。手続きを進める際は、その時点の公式条件をご確認ください。

参照したICF本部の原文を確認する(英語)